2016年6月20日月曜日

Today's Proverb No.3


こんにちはっ!今はちょうどあじさいの見頃ですね!あじさいといえば、「土壌が酸性かアルカリ性かで色が変わる」と、思っていらっしゃる方もいるかもしれませんね。でも実際は、アルミニウムイオン(Al³⁺)が吸収されるかどうかで色が決まります。Al³⁺は土壌が酸性の時溶けやすく、逆に土壌がアルカリ性・中性だと溶けにくいです。Al³⁺を吸収したあじさいは青、吸収しないと赤くなります。
ある小説で、死体を埋めたことにより、死体に含まれていたリン酸が土壌のAl³⁺と結合し、土壌が酸性からアルカリ性に変化したため、あじさいの色が変わり、死体を埋めていることを見破られる、といった内容のものがあるそうです。
最近、近所に咲いていたあじさいの色が変化していたら………
そんな妄想をして雨の憂鬱をまぎれさせるのも楽しいですね。


さて、本日の格言に参りましょう!


~Today's Proverb~
地球は青かった
           ユーリイ・ガガーリン

ガガーリンさんは、旧ソ連の宇宙飛行士で、人類で初めて、有人宇宙飛行を成し遂げた人です。

~TDST Interpretation~

「地球は青かった」この言葉には、実に様々な意味が込められているように思える。人類の「宇宙」に対する夢を背負った一人の人間が、初めて、宇宙へ飛び出したのである。そして、宇宙から人の住む地球の姿を、初めて、肉眼で捉えたのである。青い海に覆われた地球、壮大な光景を我々に彷彿させる。知られることのなかった、地球全体の宇宙での景色を、地球の外に出ることで、初めて、目に焼き付けたのだ。こうして、人類の認識を大きく変革させることとなる言葉を生み出したのである。
スケールの大きい話ではあるが、我々の生活に精通している部分が多くあるだろう。我々は日々、新たな挑戦を繰り返している。今、見ている世界も、何かを成し遂げた後に振り返ると、また違ったものに見えるはずだ。
「それが成長である。」
大きな挑戦には抵抗を感じるかもしれない。だが、初めは小さなことでもいいのだ。そうした歴史の積み重ねの末に、人類の宇宙進出という偉業を成し遂げることにつながったのだから。


さすがTDSTの先輩!壮大な内容を私たちの生活に当てはめて考える発想に、思わず息をのみました。
新生活がスタートして早二か月です。みな様は毎日どのようにお過ごしですか?もし、坦々と毎日を過ごしている方がいらっしゃれば、二か月前の自分を振り返ってみてください。きっと今と見えている世界が違うでしょう。
先輩がおっしゃるように、私たちは日々新たな挑戦を繰り返しています。その中で、自分が気づいていなかった自己成長が、きっとあるはずです!そしてこれからは、坦々と日々を過ごすのではなく、
「毎日何かに挑戦しているんだ!」
という意識を持ち、一回りも二回りも成長した未来の自分に出会える日を、楽しみに過ごしてみてはいかがでしょうか。それだけで、日々の生活が精彩溢れるものになると思います。


TDST


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