2016年7月25日月曜日

Today's Proverb No.7


こんにちはっ!外を歩くとセミの鳴き声が聞こえますね。
セミと言えば周期ゼミ!周期ゼミは13年または17年おきに一度、地中から出てきます。なぜ13,17という素数の年を選んで出てくるのでしょうか。
様々な説があるそうですが、有力な説は13年ゼミと17年ゼミの交雑する可能性が最小限になるためだそうです。確かに、13と17のように大きな素数なら、両者が交雑する機会は221年に一度しか巡ってきません。
しかし、なぜセミが交雑の可能性を最小限にする必要があるのかは、よくわかっていないそうです。
動物に潜在している能力には、私たちの想像を遥かに超えたシステムが備わっていますね。地球に存在する生命の数とそれらに関する不思議の数、いったいどちらの方が多いのでしょうか。

さて、本日の格言に参りましょう!

~Today's Proverb~
とにかくやってみろ。やってみてから文句を言え。
やりもしないで本から読んだり、人から聞いて、
そうなりますと、わかったような事を言うな。
                  小林大祐

小林さんは富士通で、社長、会長、相談役まで勤め、富士通をグローバルな企業に育てた方です。

~TDST Interpretation~
人は新しいことに挑戦するとき、一歩踏み出すことを躊躇するものだ。また、目の前の課題にぶつかると、それを解決することを妨げようとする。しかし、やってみると意外にうまくいくことも多い。このことには単純なからくりがあるのではないだろうか。何かをやらなければならない状況というのは、受動的な状態であり、クリエイティビティーが生まれにくい。逆に一度物事に取り組み始めれば、やりたいこと、成し遂げたいこと、問題になっていることが霧が晴れたように見えてくる。まずは自分でやらなければ、それに対する意見は述べられないだろう。
そして、今の時代、我々はやらなくとも情報を入手することができる。人の受け売りは正しいことも多いだろう。しかし、それらは俗にいう「How to」を意識しすぎるあまり、理屈にふけってしまいがちだ。
それでは実践力もつかないだろう。物事というのは実践してみて、手を動かして、初めて理解できる。情報はあくまで手助けに過ぎない。大切なのは手を動かすこと。理屈は後からついてくる。
人に言われたから、ネットに書かれていたから、という言い訳はやめにしようではないか。

さすがTDSTの先輩!
多くの情報が飛び交う現代社会に喝を入れてくださるような意見!
インターネットが普及し、そこで情報を手に入れることがあたり前になってしまっている私たちは、情報に頼りすぎて、そのものの本質を見失いつつあるのではないでしょうか。
百聞は一見に如かず!!!百回ネットを見るより一回自分でやってみるほうが、その事についてよく理解できると思います。さらに、そこからネットには書いていないことを発見できるかもしれません。
スマホを片手に架空の生物を探すのもいいですが、現実の世界で何か自分のためになるものを探してみるのもいいと思います!


TDST

2016年7月18日月曜日

Today's Proverb No.6



今日は海の日ですねっ!みな様はいかがお過ごしになりましたか?今日は海の日にちなんで、ウミガメのお話をしたいと思います。ウミガメは夜、砂浜に産卵します。そこでふ化し、砂の上に出てきたウミガメの赤ちゃんは、真っすぐ海のほうへ向かいます。なぜ生まれたばかりの赤ちゃんは、真っすぐ海側へ向かえるのか、不思議だと思いませんか?
実は、ウミガメは私たちが見ることのできない、紫外線を見ることができるそうです。紫外線は昼夜問わず空から降り注いでいます。陸地は凹凸があるので紫外線が吸収され、海の方は紫外線を反射、散乱し、陸に比べ紫外線が多く見えるため、ウミガメの赤ちゃんたちは真っすぐ海を目指すことができるそうです。
生まれてきて間もないのに、ちゃんと紫外線を頼りに海を目指すウミガメの赤ちゃんには、自然のたくましさと神秘を感じますね。


さて、本日の格言に参りましょう!


~Today's Proverb~
私には特殊な才能はありません。
ただ、熱狂的な好奇心があるだけです。
           アルベルト・アインシュタイン
アインシュタインさんは、みな様もご存知なのではないでしょうか。
彼は物理学者で、量子力学や相対性理論など、他にも様々な理論を編み出した方です。


~TDST Interpretation~
「将来、宇宙太陽光発電のマイクロ波の無線電力伝送の研究をしたい。そして、この研究内容に関連する”無線”のことをもっと知りたい。」
その思いから、アマチュア無線を始めた。すぐに私は無線の虜になった。無線のこととなれば時間を忘れ、作業に没頭している自分がいた。そして自分で電波を飛ばし、無線を身近に感じることの重要性に気が付いた。気が付いてから、
「もっとアンテナを作成したい」「無線機を作成したい」という意欲がさらに増した。


私たちは座学だけでなく、座学で学んだことを実際に活用するべきだろう。そして悩む前にまず、自分の興味のあることを徹底的につき進めていくことが大切であると私は思う。




さすがTDSTの先輩!
未来のアインシュタインになるのも時間の問題って感じですね!
私には「才能」のあるなしにこだわるのは、ただの言い訳に聞こえます。言い訳を考えている時間があったらまず行動!そして、先輩のように熱狂的な好奇心を持って取り組んでみるべきだと思います。
夏休みは何もなさぬなら長いバカンスですが、何かを成すには短いです。
そして時間の使い方は自分次第です。
もしやりたいことがあるなら、うじうじ悩んでいる時間がもったいない!
思い切ってチャレンジしてみることをオススメします♪




TDST

2016年7月10日日曜日

JITA様訪問!

こんにちはっ!むしむしして暑いですね。そろそろエアコンを使い始めた方がいらっしゃるのではないでしょうか。
みな様はエアコンを使用する際、風向きを気にしたことはありますか?
実は風向き一つで、普通にエアコンを使用するときよりも、早く部屋を涼しくすることができます。
ずばり、設定する風向きは「上」です!
温かい空気は密度が小さく軽いので、上に、冷たい空気はその逆で、下に溜まりやすいです。そのため、上から冷たい風を送ることで、効率よく部屋の空気を循環させられるので、上に向けているほうが早く涼しくなります。
このように自分たちの日常生活に、科学の知識を応用できる場面は意外とあると思います。今まで培ってきた知識と、ほんの少しのひらめきで、暑い夏を賢くクールに乗り切りましょう!


先日はJITA様を訪問してきました!
厚いおもてなしをありがとうございました!

















お腹も気持ちも満たされました!

さてさて、エネルギーチャージもさせていただいたことですし夏のプロジェクトも暑い日差しに負けずに取り組んでいきます!!!


TDST

2016年7月6日水曜日

Today's Proverb No.5


こんにちはっ!梅雨も明けて、本格的に夏って感じの天気が続いていますね。
集中豪雨も、もうすっかり夏の風物詩のような気がします。
汗をよくかく季節でもあるので、みな様も制汗剤を使い始めたころではないでしょうか。制汗剤を使ったとき、ひんやり涼しい使用感のするものがありますよね。気分的には火照った身体が冷やされている感じがしますが、実際体温は下がっていません。これは、制汗剤に含まれるL・メントールという物質が、細胞にある受容体を介して冷たく感じているのです。L・メントールのほかに、トウガラシに含まれるカプサイシンも、同じ受容体を介して温かく感じます。
体温は変化しないのに、感覚が変化するのはちょっと不思議ですよね。

さて、本日の格言に参りましょう!

~Today's Proverb~
「自分にできること」よりも、
「世の中が求めていること」に挑戦しつづけたほうが、
人生も楽しい。          
                     糸川英夫

糸川さんは「日本の宇宙開発・ロケット開発の父」と呼ばれ、「ペンシルロケット」の開発者さんです。


~TDST Episode~

プロジェクトで構体を作る際、edisonを固定できるようなものを、ウェットティッシュの容器で作製するという課題があった。容器のサイズはちょうどよく、軽かったが、素材がプラスチックのため、切ったら歪む上に加工しにくく、ロケットの打ち上げと落下の衝撃に耐えられるものは、作ることが無理ではないか、と考えた。だが、edisonについている「スペーサー」というものを使い固定すると、edisonが固定できた。
「固定することができたのだ。もっと何か他にできるのではないだろうか。」
容器の上の部分を扉式にし、固定しやすくした。また、バッテリーを二個、容器の中に取り付けた。メンバーから「ここまでこの容器でできるとは思わなかった。」と言われたとき、何とも言えぬ達成感と喜びを感じた。

さすがTDSTの先輩!できなさそうなことをやり遂げてしまう力……ほれぼれします。できないからやらないのではなく、求められている難しいことに挑戦し、開発を楽しむ姿勢…まさに糸川さんのお言葉通りですね!
自分で勝手に自分の可能性を決めて、できる範囲のことしかしないことよりも、
周りから求められていること、大げさに言えば「世の中が求めていること」に挑戦するほうが、難しい分、頭を悩ませる分、やりがいがあって楽しいですよね。
それに先輩のように、達成できたときの喜びを次の挑戦への原動力に変えて、もっともっと新たな課題に挑戦できちゃいます。
自分のできることしかやらない人と、周りが求める少し難しいことに挑戦しつづけている人との差は、どんどん広がっていきますよ。
気づいたときが切り替え時です。
夏は暑くてやる気が削がれますが、楽しいと思いながらやれば、そんな暑さも気にならないくらい夢中になれるはずです。糸川さんのお言葉にならって「世の中が求めること」にぜひ挑戦してみてください。


TDST