2016年7月6日水曜日

Today's Proverb No.5


こんにちはっ!梅雨も明けて、本格的に夏って感じの天気が続いていますね。
集中豪雨も、もうすっかり夏の風物詩のような気がします。
汗をよくかく季節でもあるので、みな様も制汗剤を使い始めたころではないでしょうか。制汗剤を使ったとき、ひんやり涼しい使用感のするものがありますよね。気分的には火照った身体が冷やされている感じがしますが、実際体温は下がっていません。これは、制汗剤に含まれるL・メントールという物質が、細胞にある受容体を介して冷たく感じているのです。L・メントールのほかに、トウガラシに含まれるカプサイシンも、同じ受容体を介して温かく感じます。
体温は変化しないのに、感覚が変化するのはちょっと不思議ですよね。

さて、本日の格言に参りましょう!

~Today's Proverb~
「自分にできること」よりも、
「世の中が求めていること」に挑戦しつづけたほうが、
人生も楽しい。          
                     糸川英夫

糸川さんは「日本の宇宙開発・ロケット開発の父」と呼ばれ、「ペンシルロケット」の開発者さんです。


~TDST Episode~

プロジェクトで構体を作る際、edisonを固定できるようなものを、ウェットティッシュの容器で作製するという課題があった。容器のサイズはちょうどよく、軽かったが、素材がプラスチックのため、切ったら歪む上に加工しにくく、ロケットの打ち上げと落下の衝撃に耐えられるものは、作ることが無理ではないか、と考えた。だが、edisonについている「スペーサー」というものを使い固定すると、edisonが固定できた。
「固定することができたのだ。もっと何か他にできるのではないだろうか。」
容器の上の部分を扉式にし、固定しやすくした。また、バッテリーを二個、容器の中に取り付けた。メンバーから「ここまでこの容器でできるとは思わなかった。」と言われたとき、何とも言えぬ達成感と喜びを感じた。

さすがTDSTの先輩!できなさそうなことをやり遂げてしまう力……ほれぼれします。できないからやらないのではなく、求められている難しいことに挑戦し、開発を楽しむ姿勢…まさに糸川さんのお言葉通りですね!
自分で勝手に自分の可能性を決めて、できる範囲のことしかしないことよりも、
周りから求められていること、大げさに言えば「世の中が求めていること」に挑戦するほうが、難しい分、頭を悩ませる分、やりがいがあって楽しいですよね。
それに先輩のように、達成できたときの喜びを次の挑戦への原動力に変えて、もっともっと新たな課題に挑戦できちゃいます。
自分のできることしかやらない人と、周りが求める少し難しいことに挑戦しつづけている人との差は、どんどん広がっていきますよ。
気づいたときが切り替え時です。
夏は暑くてやる気が削がれますが、楽しいと思いながらやれば、そんな暑さも気にならないくらい夢中になれるはずです。糸川さんのお言葉にならって「世の中が求めること」にぜひ挑戦してみてください。


TDST

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